Journaling7について
マルクス・アウレリウスのブロンズ肖像画の断片
胸像または全身像の一部 AD 170~ ルーブル美術館

当サイトを訪ねてくださりありがとうございます。

このサイトは、趣味としてのストア哲学とジャーナリングについてのメモ集として作成をはじめました。

もともとは自分のために作り始めたものです。

管理者の私自身は、50歳を過ぎた頃から、珍しくもない、しかし当の本人にとっては大変堪える数々の人生の試練に見舞われました。

ミッドライフクライシス、男性更年期、訳あっての離職、夫婦関係の危機、 自己肯定感の喪失、 抑うつ症状、希死念慮、次々と押し寄せる試練に圧倒されていました

状況に危機感を感じ、カウンセリングやセラピーなど、色々と試してみたものの納得できるものには出会えませんでした。

私の年代の男性は、相談するのが下手だとか、コミュニケーションができないとか、弱音を吐かないからいけない、などなど言われますが、本当に弱ってしまってからではもう後の祭りです。過去にさかのぼって、弱音の吐き方を練習するわけにもいきません。

そんなとき出会ったのが、アメリカのベストセラー作家、ライアン・ホリデーの書いた「苦境を好機にかえる法則」という一冊の本でした。これがストア派への入り口となりました。

実は、その少し前からジャーナリングを始めていました。その効果の大きさに驚きながらも、自分の思考から外へ踏み出していくには何かが足りないと感じていました。

よく見かける「毎日無理なく続けられるジャーナリングのコツ」のような情報には、自分の求める思考の深さに達することのできる方法はなかったのです。

ちょうどその時、手にとったのがマルクス・アウレリウスの『自省録』でした。読み始めると、文字から目が離せなくなりました。

「悩んでもよい。だが、本気で悩まなければ生きることは叶わない。生きるとは、そういうことではなかったのか」

と決断を迫られたような衝撃を受けました。同時に、探していたものに巡り会えたのだと確信しました。

それから、ストア派を学び始めました。

ストア派の哲人たちの言葉は、言葉として理解するだけではすぐに意識から蒸発してしまいます。何度も何度も繰り返し読み、書き、考えることで、少しづつ必要な瞬間に自分の思考に立ち上るようになります。

これを繰り返すうち、私の人生は明らかにこれまでとは違う姿で進み始めました。

ストア派とジャーナリングは、私の人生を変えました。だからもし、私のように苦しい時期を過ごしている方がいるのなら、少しでもお役に立ちたいと心から思っています。

これは、私のストア派の実践でもあります。

きっとあなたとお目にかかることは一生ないのだと思います。しかし、ストア派とジャーナリングの実践を通して、古代ギリシア・ローマの哲人たちの言葉を介して、あなたと繋がれていると信じています。

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